「座っていられない」にその原因は『原始反射』にあるかも?
座っていられない、その感覚を経験したことはありますか?それは、私たちの身体に備わった原始反射が働いているからなのです。原始反射とは、生まれつき備わっている反射的な動作のことを指します。この原始反射は、私たちの身体を守るために働いており、逃げたり攻撃したりするための反応を引き起こします。本記事では、原始反射のメカニズムや影響について探っていきます。さらに、原始反射を抑える方法と実際にトレーニングする方法についてもご紹介します。原始反射を理解し、活用することで、身体の機能を最大限に発揮し、自己防衛や健康維持に役立てましょう。
原始反射とそのメカニズム
原始反射とは、生まれつき備わっている本能的な反応のことを指します。
人間は生まれた時からいくつかの反射的な動作を行うことができますが、これが原始反射です。
例えば、赤ちゃんが産まれると、手のひらに触れると自動的に握りしめる把握反射、乳首や乳頭に触れると吸う吸啜反射などがあります。
これらの反射は、生命維持や発達のために重要な役割を果たしています。
また、時間の経過とともに徐々に抑制され、高度な行動へと発展していきます。
原始反射は、神経系や感覚器官の発達度合いを評価する手法としても用いられています。
ビジョントレーニングでは、原始反射をトレーニングすることで、神経系の発達を促進し、より高度な視覚能力を身につけることができるとされています。
例えば、目の追従運動を行い、目の筋肉を鍛えることで、原始反射を抑制し、視力の向上や視野の広がりが期待できるといわれています。
原始反射は、ビジョントレーニングにおいて重要な概念であり、その理解はトレーニングの進行上、大いに役立つでしょう。
原始反射は、人間が生まれながらに持つ、遺伝的にプログラムされた反射的な動作パターンのことです。
この反射は、生命の維持に必要な基本的な行動をコントロールします。例えば、目を開ける、負傷した部分を守る、食べ物を摂る、呼吸するなどの動作が原始反射によって制御されます。
原始反射は、何かしらの刺激によって引き起こされます。例えば、光が目に入るとまぶたが閉じる、熱いものに触れると手を引っ込めるなど、刺激があると自動的に反応が起こります。
この原始反射のメカニズムは、神経系の働きに深く関係しています。刺激が感覚器官に入ると、神経パルスが脳へと伝わります。脳はこの情報を処理し、適切な原始反射を引き起こすよう指令を出します。
そして、筋肉や臓器がこの指令に従って動作します。 原始反射は、生命の最初の段階から備わっているため、意識的にコントロールすることは難しいです。しかし、ビジョントレーニングや発達統合トレーニングなどの方法を使って原始反射を改善することができます。
このようなトレーニングは、神経系を刺激し、原始反射を修正する働きがあります。 原始反射のメカニズムを理解しておくことで、体の動作に関する問題や障害を克服するためのアプローチを見つけることができるでしょう。
原始反射の影響とは?
原始反射とは、我々人間が生まれつき持っている反射的な動作や行動のことを指します。
この原始反射は、生命の維持や身体の発達に不可欠な役割を果たしています。
たとえば、生後数ヶ月の赤ちゃんが手に触れたものをつかもうとする「把握反射」や、足の裏を刺激すると足を反らせる「バビンスキー反射」などがあります。
これらの反射は、脳の発達や神経系の成熟を助ける役目を果たしています。
成長するにつれてこの原始反射は徐々に抑制され、次の段階の反射や意識的な動作や行動に取って代わられていきます。
しかし、この原始反射が抑制されずに残ってしまうことがあります。
これは成長の刺激不足であったり、原始反射を充分に使い切っていないことが原因として挙げられます。
原始反射が抑制されずに残ってしまうと、姿勢やバランスの問題、集中力や注意力の低下、運動のコントロールの困難などの様々な影響が現れることがあります。
また、原始反射はストレスや緊張の状態でも活発になり、身体の反応やパフォーマンスに影響を与えることもあります。
ビジョントレーニングでは、原始反射の抑制を促すトレーニングや動作を通じて、これらの影響を改善することが目指されています。
原始反射とは、私たちの身体と脳の関係性において重要な要素の一つです。
ビジョントレーニングを通じて、原始反射の影響を理解し、健康な身体と心を育む手段として活用しましょう。
「座っていられない」のそのワケは?
これには腰回りの反射が関係しています。
脊髄ガラント反射という、脊椎の片側をなでると刺激があった方に肩と腰が動く反射があります。
この脊髄ガラント反射が抑制されずに残っていると、背骨の刺激に敏感になると言われています。
腰回りや背骨付近に刺激があるだけでクネクネしてしまうため、落ち着きがない、集中力がない、姿勢が悪いと怒られてしまうことがあります。
背もたれ部分に背中が当たると、ちょっかいを出されている状態になってしまうことから、椅子に座っていられないという状況なのかもしれません。
脊髄ガラント反射が残っている場合の対策
原始反射が残存している場合の基本的な対策方法は、原始反射をたくさん使ってあげることになります。
たくさん使ってあげることで、段々と感覚が統合されていき、抑制に繋がります。
脊髄ガラント反射の場合、あえて刺激を与えてあげることが大切です。
とはいえ、お子さんが嫌がることを無理やりするのではなく、楽しく遊びながら刺激していくことがいいでしょう。
お家でできることでおすすめなのは「くすぐり遊び」です。くすぐられて、キャッキャと楽しみながらスキンシップをしてあげるといいです。
充分スキンシップをしていても、感覚には個人差があるため、足りない子には足りないということが起こりえます。
原始反射を充分使ってあげることで、役割を果たした原始反射は抑制されていくことになります。
その他に原始反射を抑制し、発達を促していく方法
原始反射を抑制し、発達を促していくために、日常生活の中でいくつかの簡単な方法を取り入れることができます。まずは、バランス感覚を鍛えることが重要です。
例えば、バランスボールやトランポリンを使っての運動は効果的です。これらの道具を使うことで体のバランスをコントロールする力を養うことができます。
また、反射神経を鍛えるためには、スポーツやゲームを積極的に取り入れることがおすすめです。
テニスや卓球などのラケットスポーツや、バドミントンなどのネットスポーツは、ボールやシャトルを追いかけることで反射神経を鍛えることができます。
さらに、ジグザグで障害物を避けながら走るトレーニングや、ミニサーキットでの複数のエクササイズを組み合わせたトレーニングも効果的です。
また、日常生活でも効果的な方法があります。例えば、歩行や階段の昇り降りを意識的にゆっくりと行うことで、体のバランス感覚や反射神経を鍛えることができます。
そして、姿勢を意識することも重要です。正しい姿勢を保つことで体のバランスを良好に保つことができ、原始反射を鍛える効果も期待できます。
以上の方法を継続的に取り入れることで、原始反射を鍛えることができます。日常生活の中でできる簡単な運動やトレーニングを取り入れ、健康的な体を目指しましょう。
まなびじょん
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