『まなびじょんの想い』

「学びの土台をととのえる」


発達や感覚の土台を整えることで、学習や運動の成果が積みあがるようになり、
「自信」や「やる気」を高め、自分の学びに向かうことができる!
子どもたち一人ひとりの学びに貢献したい!


そんな想いでまなびじょんを立ち上げました。

私は高校生・大学生の時に、子どもたちとキャンプをしたり、体験活動をしたりという活動を行っていました。その中で、子どもたちが周りの仲間と協力して、たくましく成長する姿をみることができ、そこに携わることに喜びを感じていました。そんな自分は「ただただ成長していく子どもの様子をみていたい」というその気持ち一つで教職に就きました。

小学校や特別支援学校で教職経験を重ねるうちに、障害や特性のあるなし関係なく、その人の自立の形があり、その子ども一人ひとりの学びの形があることを感じるようになり、一人ひとりの未来の為に、担任としてその1年でできることを、次に繋がる学びは何かを考えて子どもたちと向き合うようになっていきました。


一人ひとりの学習段階や課題に着目した学びを組んでいくことを目指しましたが、ここで大きく挫折を経験しました。目の前の子どもたちと向き合っていく日々に、様々な縛りがある、固まった構造の中では、自分の考える学びを形作ることができなかったのです。

そこで、教職を離れ、子どもの興味や疑問から始まる学び、「本物」を体験し視野を広げる学びを行える学校を自分たちで作ることにしました。
その学校が「自発型学習スクールたけのこ」です。

ここでは、
・自分の興味や「なぜ」から始まる「探究学習」
・視野を広げて更なる興味を見つける「体験学習」
・必要感や自分の学習進度に合わせた「基礎学習」
・コミュニケーションや話し合い活動を行う「対話」
の4つを基礎として学びを進めていきます。

「たけのこ」での学習は、子ども本人の興味や必要感で進めていく学びであると同時に子ども自身に責任のある学び方です。その学びを進めていくためには、「やり遂げられる自信」や「取り組み続けていく集中力」などが必要となっていきます。容易ではない学びを支援していくために学びなおしたのが「ビジョントレーニング」でした。

私たちのビジョントレーニングでは、プログラムを始める前に子どもたちの目の動きや使い方、視知覚、身体の使い方や反射の反応などをチェックします。事細かに把握することで困り感の背景を見つけ、現段階の力と伸びしろを把握し、必要な発達を促すことができます。

これは例えば、
音読の練習や漢字をたくさん書くといった学習 → 対症療法
困り感の原因を特定し、感覚の発達を促す活動 → 根本治療
であると考えます。

まなびじょんでは、困り感や苦手な事の背景や根本の部分にアプローチをしていきます。
ビジョントレーニングを通して、自然とできることが増える。集中力を阻害する原因等が薄くなり、より学びに向かえるようになっていきます。目が使いやすく、疲れにくくなることで、本が好きになる子もいます。
基礎的な感覚を整えていくことで、学習や運動の効果が自信にも繋がり、より自分の学びに向かえるようになりました。

ビジョントレーニングでもっと多くの子どもたちの成長に貢献したい!その為にまず放課後等デイサービス・児童発達支援という形がよいのではないかと考え、「まなびじょん」を立ち上げました。ビジョントレーニングで学びの土台を整えたい!というところからまなびじょんという名称にしました。

まなびじょんでは、「なんでこの子はこんなことをするんだろう」「なんでできないんだろう」等の保護者の方や教育関係の方のお悩みに応えることができます。
子どもたちの「字をもっと書けるようになりたい!」「もっとすらすら本が読めるようになりたい!」「もっとスポーツが上手になりたい!」という気持ちに応えることができます。

遊びの中で、発達の刺激を受けていくプログラムを通して、子どもたちの学びと未来に貢献できる。成長を実感し喜び合える。まなびじょんはそんな場所です。
一緒に伸びしろを見つけませんか。

合同会社たけのこproject 代表
まなびじょん 認定プロフェッショナルビジョントレーナー
菅野 暁(かんの あきら)